はじめに
「うちの子、授業中にちゃんとノートを取れているのかな?」
「復習の習慣って、どうやってつけさせればいいんだろう?」
保護者の方からよく聞かれる質問です。
ノートの取り方と復習の習慣は、中学・高校と進学するにつれて必ず必要になる学習基盤。だからこそ 小学生のうちから正しい方法を身につけること が大切です。
なぜノートの取り方が大事なのか
小学生のうちは「黒板を写して終わり」になりがちです。
しかし、それでは 自分の考えや理解の跡が残らないノート になってしまいます。
良いノートには3つの特徴があります。
- 見やすい(整理されている)
- わかりやすい(自分なりのまとめがある)
- ふり返りやすい(復習に使える)
つまり「授業の記録」で終わらず、「復習に役立つ道具」になることが重要なのです。
小学生向け・ノートの取り方のコツ
① 日付・単元名を必ず書く
後から見返したときに「どの授業の内容か」がすぐわかります。
② 色は3色まで
黒(本文)、赤(大事な言葉)、青(補足や自分の気づき)程度に絞ると見やすくなります。
③ 余白を残す
あとで復習するときに、ポイントを書き足したり疑問を書き込んだりできます。
復習の習慣化は“タイミング”がカギ
「復習しなさい」と声をかけても、なかなか定着しないのが現実です。
大切なのは 復習のタイミング。
- 授業当日(その日のうちに)
まずは“軽く読み返す”だけでもOK。記憶が新しいうちに確認。 - 1週間以内
テスト前ではなく、日常の中でノートを使いながら復習。 - 定期的にまとめテストやクイズ形式で
楽しみながら復習できるようにすると習慣化しやすくなります。
保護者ができるサポート
- 「今日の授業で大事だったことをノート見ながら教えてくれる?」と会話を通じてふり返らせる。
- ノートが整っていたら褒める。「字がきれい」「見やすい」など具体的に伝えると効果的。
- 復習は“長時間”より“短く毎日”。5〜10分でOK。
まとめ
小学生のうちに、
- ノートを「写すだけ」から「自分の勉強道具」にする
- 復習を「面倒な作業」から「当たり前の習慣」にする
この2つを意識することで、中学以降の学習に大きな差が生まれます。
保護者の声かけと環境づくりで、子どもの学習習慣を支えていきましょう。
✅ 最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
こんな感じで、毎週木曜日9時に投稿を続けていっています。
次週は 「広島県高校受験で「英語」と「数学」に力を入れるべき理由」 をお届けしますので楽しみに待っていてください。
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