令和8年度(2026年度)の定員が正式に決定!
広島県教育委員会は、令和8年度(2026年度入学)の公立高校入学定員を、2025年9月5日の教育委員会会議で決定しました。全区分において前年(令和7年度)から 変更なしで据え置きとなっています。詳細は以下の公式ページをご覧ください:
- 令和8年度 広島県公立高等学校の入学定員について(広島県教育委員会)
広島県公式サイト
近年の定員推移(全日制本校)
年度(入学年) | 定員(全日制本校) | 備考 |
---|---|---|
2024年度(令和6年度) | 15,080人 | 前年度比:200人減少 |
2025年度(令和7年度) | 15,080人 | 据え置き |
2026年度(令和8年度) | 15,080人 | 据え置き 広島県公式サイト |
- 2024年度に一度定員が減少したものの、以降は安定した状況が続いています。
- 少子化を背景に、年度ごとに見直しはあり得るため、引き続き注視が必要です。
志願倍率の傾向:学校間で差はなお大きい
定員の安定とは裏腹に、倍率には依然として顕著な差があります。例として、2025年度入試の一次選抜結果は以下の通り:
- 全体平均:0.98倍(定員割れ傾向)
- 広島国泰寺高校(普通科):1.72倍
- 広島皆実高校(普通科):1.60倍
- 市立舟入高校(普通科):1.36倍
「数字だけでは見えない受験戦況」が浮き彫りになっています。
数字から読み取れる受験動向
- 「定員割れ=簡単」ではない
平均値だけ見るのは危険。人気校では依然として競争が激化しています。 - 人気校への集中が続く
進学実績や特色のある学科への志願が集中しがちです。 - 安全志向の広がり
定員割れの学校を志望する受験生も増え、多様な戦略が見られます。
受験生と保護者へのアドバイス(塾講師の目線で)
- 人気校を狙うなら
内申対策や過去問演習だけでなく、「自己表現」や特色枠なども重視しましょう。 - 倍率の低い学校でも油断は禁物
基礎学力が不足していれば、定員割れでも不合格になることがあります。 - 志望校選びは“全体バランス”で判断を
数字だけでなく、学校の雰囲気・通学環境・進学実績なども加味して判断するのが安心です。
この記事のまとめ
- **2026年度(令和8年度)**の広島県公立高校入学定員は、前年と全く同じ“据え置き”でした。2024年度の定員減は一時的なものです。
- 志願倍率に関しては、大きな学校間格差が継続しています。受験戦略は、数字だけでなく「自分に合う学校」に合わせて立てることが重要です。
受験生のみなさん、冷静かつ戦略的な準備で“最後の1点”を掴みましょう!
公式リンクまとめ:
- [広島県教育委員会|令和8年度の定員決定について] 広島県公式サイト
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次回は「忙しい共働き家庭でもできる、学習サポートの工夫 」をテーマにお届けします。お楽しみに!
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