〜「朝ごはん」で子どもの運動能力が変わる?〜
🧠 朝食は「脳」だけじゃない。「体」にも効く!
朝食の重要性というと、よく「集中力」「学力アップ」などが話題になりますが、実は運動能力や体力との関連性も明らかになっています。
📊【グラフ】毎日朝食を食べる子どもほど体力が高い!
※出典:農林水産省「食育白書(令和2年版)」より一部抜粋
📌 小学5年生の体力合計点(50点満点)
- 毎日朝食をとる子 → 平均 39.8点
- ほとんど朝食をとらない子 → 平均 34.7点
このように、約5点の差が確認されており、体力テストでも「朝食の有無」が子どもの運動パフォーマンスに影響していることが分かります。
🏃♂️ なぜ朝食が体力に影響するのか?
✅ ① 体を動かすエネルギー源になる
朝食で摂取した炭水化物(ごはん・パンなど)が、筋肉を動かす「ガソリン」の役割を果たします。
✅ ② 筋肉合成に必要な栄養素も摂れる
卵・納豆・乳製品などを一緒に摂れば、筋肉の成長や修復に欠かせないタンパク質も補えます。
✅ ③ 朝食→体内時計をリセットし、自律神経が整う
朝食を食べることで「活動モード」に入り、心身ともに動きやすくなるのです。
🧪 科学的な裏づけも!
文部科学省の報告によると、朝食摂取の頻度が高い子ほど「体力テスト総合点」が高い傾向があり、跳び箱やシャトルランといった運動課題の記録も良好だったとのことです(全国体力・運動能力調査より)。
また、農林水産省の「食育白書」では、朝食を欠かさない子どもは“心の健康状態”も良好であることが報告されており、意欲やストレス耐性にもプラスの効果があるとされています。
🥗 忙しい朝でも簡単にできる「体力サポート朝食」
食材 | 役割 | 例 |
---|---|---|
ごはん/パン | エネルギー源 | おにぎり・トースト |
卵・納豆・ウインナー | 筋肉を作る | 目玉焼き・納豆 |
牛乳・ヨーグルト | 骨・筋肉の成長 | 飲むヨーグルト |
果物・野菜 | ビタミン補給 | りんご・ミニトマト |
たった10分でOK!
「ごはん+卵+果物」などの3点セットを目標にするだけで、栄養バランスがグンと改善します。
🔚 まとめ|「体力を伸ばしたいなら、朝食を抜くな!」
- 朝食の有無は、体力にも明確な差が出る
- 毎日きちんと朝ごはんを食べることで、運動能力・集中力・生活リズムが整う
- 忙しい朝も「少しでいいから食べる」ことが大切!
🔍 出典・参考資料
- 文部科学省「全国体力・運動能力調査」
- 農林水産省「食育白書(令和2年・令和3年版)」
- スポーツ庁「体力調査報告書」
- 女子栄養大学「子どもの栄養と体力」講義資料より
最後まで読んでくださり、ありがとうございました! こんな感じで、毎週木曜日9時に投稿を続けていっています。 次週は『【高校受験生へ】もうすぐ夏休み!充実した夏休みにするための学習ポイント』をお届けしますので楽しみに待っていてください。
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