私は20年以上にわたり、広島県公立高校入試【理科】の出題単元を毎年分析し、出題予想を行ってきました。
その経験と、直近の入試傾向を踏まえ、2026年度入試で特に注意すべき理科の出題傾向と予想単元を整理します。
理科は「難易度」よりも
・どの分野から
・どの学年内容が
・どの形で出るか
を見誤らないことが、得点安定のカギになります。
手順① 出題傾向
近年の出題形式には、はっきりした特徴があります。
出題構成の特徴
- 大問数は5題
- 2025年度入試より 4題 → 5題に増加
- 大問1は小問の集合で、全分野から少しずつ出題
- 大問2~5は以下の4分野から
- 化学・生物・地学・物理と各分野1題ずつ、単独で出題
- 分野の偏りはほぼなく、毎年4分野すべてが出題
学年ローテーションの傾向
- 同じ分野で前年と同じ学年内容が続けて出ることは少ない
例:- 生物分野で前年が「中1内容」→ 翌年は「中2または中3内容」になる可能性が高い
手順② 2026年度【理科】出題単元予想
ここからが本題です。
過去の出題履歴と学年ローテーションを踏まえた現実的な予想です。
★化学分野
中2
- 熱分解
- 酸化銀
- 炭酸水素ナトリウム
- 実験結果の整理
- 物質の変化と化学反応式
中3
- 電気分解とイオン
- 水の電気分解
- 塩化銅水溶液の電気分解
- 電極で起こる変化
- イオン・電子の移動
★生物分野
中3
- 生物のふえ方と遺伝
- 有性生殖と無性生殖の違い
- メンデルの遺伝の法則
中1
- 光合成と呼吸
- カナダモの実験
- 明所・暗所での変化
- 光合成と呼吸のバランス
- 二酸化炭素の増減によるBTB溶液の色の変化につながることを押さえる!
★地学分野
中1
- 地層の観察と堆積岩
- 地層の上下関係
- 断層
- 不整合
- 時系列で上記の大地の変化の順を答えることができるように!
中3
- 月と金星の満ち欠け
- 星の日周運動・年周運動
- 観測位置・時刻・方角の整理が重要
★物理分野
中1
- 凸レンズのはたらき
- 光の作図
- 実像・虚像ができる条件
- 力による現象
- 圧力の実験
- フックの法則(比例関係)
中2
- オームの法則
- 電圧・電流・抵抗の関係
- グラフ問題・計算問題に注意
補足(学習上の注意・指導ポイント)
- 理科は「暗記科目」ではない
- 実験 → 結果 → 考察の流れを理解することが最優先
- 単元ごとの対策より
- 分野横断+学年ローテーションを意識した復習が効果的
- 特に広島県入試は
- 図・表・グラフの読み取り量が多く
- 「わかっているつもり」では点にならない
まとめ(締め)
2026年度入試に向けては、
出題されやすい単元を“重点的に”押さえつつ、4分野すべてを抜けなく仕上げることが理科攻略の近道です。
理科は対策の質で、
5点・10点の差が最もつきやすい教科です。
入試までのこり1か月を切りましたが理科はここからが勝負です!
まだまだ十分得点源にできますよ!先生も担当塾生はもちろんですが、みなさんを応援しています。

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