受験校決定へのポイント3選

① 学習・生活習慣サポート系

~情報をどう集め、どう比べるか~

「うちの子、どこを受験させるのがベストなんだろう?」
受験校の決定は、保護者にとって大きな悩みのひとつですよね。

今回は、**受験校を決める際に役立つ「情報の集め方」と「見極めのポイント3選」**をご紹介します。
納得感のある選択ができるよう、ぜひ参考にしてみてください。



【情報入手の方法】

まずは、受験校を比較・検討するうえで大前提となる「正確な情報」をどこから得るかが重要です。
以下の3つの方法は、特におすすめです。


1. 学校のホームページを確認する

進学実績や教育方針、カリキュラムなどの基本情報は、学校の公式サイトがもっとも信頼できます。
特に注目したいのは「進路指導の取り組み」や「卒業生の進路実績」。
数字だけでなく、どのような指導をしているかにも目を向けましょう。


2. オープンスクールに参加する

実際に足を運ぶことで、学校の雰囲気や先生・生徒の様子を体感できます。
パンフレットやホームページでは伝わらない“空気感”を感じられる貴重な機会です。

また、個別相談で直接先生と話せることも多く、疑問点を解消しやすいのもメリット。
さらに、日々の登下校をシミュレーションしてみるのもおすすめです。
保護者の車ではなく、実際に利用することになりそうな公共交通機関を使って、通学の負担や所要時間を確認しておきましょう。
通学が大きな負担になると、学校生活全体に影響する可能性があります。


3. 普段の様子を“こっそり”見てみる

平日の下校時刻などに、学校周辺を歩いてみるのも一つの方法です。
オープンスクールなどでは“よい部分”が強調されがちですが、日常の生徒の様子こそリアルです。

制服の着こなし、言葉遣い、地域の方との関わり方などから、学校の風土や雰囲気が垣間見えることもあります。


【受験校決定へのポイント3選】

情報を集めたうえで、受験校を決める際には以下の3つの視点を大切にしてください。


① 異なる偏差値帯(難易度)の学校を組み合わせる

いわゆる「チャレンジ校」「実力相応校」「安全校」の3段構えが基本です。
どこか一つに偏りすぎると、合否に振り回されてしまい、精神的な余裕を失いやすくなります

家庭で話し合う際には、「合格可能性のバランス」を考慮して選択肢を整理していきましょう。


② 比較するときは、同じ項目で比べる

学校を比べるときは、「なんとなくの印象」ではなく、明確な基準を持って比較することが大切です。

たとえば:

  • 進路状況(大学合格実績/就職先など)
  • 部活動の種類・活動内容
  • 行事の充実度や雰囲気

比べたい項目をあらかじめ決めておき、ノートなどに整理しておくと判断がしやすくなります
見落としも減り、より冷静な判断ができるようになります。


③ 他人からの噂をうのみにしすぎない

「〇〇中学は荒れているらしい」「あの高校は進学に弱いらしい」――
こういった“噂”は時に大きな影響力を持ちますが、真偽はさまざまです。

実際には、「昔はそうだったけど、今は違う」というケースもよくあります。
大切なのは、自分の目で確かめること、そして公式な情報を確認することです。
それが、後悔しない学校選びにつながります。


おわりに

受験校の決定は、お子さんの将来に関わる大きな選択です。
でも、「情報を集め」「冷静に比べ」「噂に流されない」――この3点を意識するだけで、判断がブレにくくなります。

家庭としても、「この学校に進んでよかったね」と笑顔で話せるような選択をしていきたいですね。


最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
こんな感じで、毎週木曜日9時に投稿を続けています。
次週は『子どもが「学校に行きたくない」と言ったとき』をお届けしますので、ぜひお楽しみに!

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