私は20年以上にわたり、広島県公立高校入試【理科】の出題単元を毎年分析し、出題予想を行っています。
先日公開した「理科の出題予想記事」では、過去の出題履歴と学年ローテーションをもとに重点単元を紹介しました。
そして今回、2026年度の入試問題が公開されました。
そこで本記事では
・実際の出題内容
・難易度
・予想との一致点
を整理しながら、今年の入試を分析していきます。
2026年度入試 理科の全体傾向
今年の理科は
ここ5年間でも比較的やさしい問題が多い
印象でした。
出題構成は次の通りです。
大問数5題
内訳
大問1
小問集合(全分野)
大問2〜5
化学・生物・地学・物理
各分野1題ずつ
この形式は2025年度入試から導入された形式
をそのまま引き継いでいます。
つまり広島県の理科は今後しばらく
「小問集合+4分野」
の出題構成が続く可能性が高いと言えます。
実際の出題単元
大問1 小問集合(配点32%)
内容
・基本知識
・簡単な計算
・実験結果の読み取り
基礎を確実に押さえているかを確認する問題でした。
ここで点を落とすと合格ラインに届きません。
大問2 生物(配点16%)
出題単元
中3 生物のふえ方
内容
・タマネギの根の観察
・細胞分裂の考察
これは予想記事でも挙げていた
「生物のふえ方」
と一致する単元でした。
大問3 地学(配点18%)
出題単元
中1 地層と堆積岩
内容
・地層の上下関係
・堆積順序
・地層の読み取り
こちらも予想していた
「地層と堆積岩」
が出題されました。
大問4 化学(配点18%)
出題単元
中2 炭酸水素ナトリウムとクエン酸の反応と質量保存の法則
実験問題として
・発生する気体
・反応の考察
が問われました。
予想では
炭酸水素ナトリウムの熱分解
を挙げていましたが、
同じ
炭酸水素ナトリウム
関連の反応でした。
大問5 物理(配点16%)
出題単元
中1 光(凸レンズ)
内容
・像の位置
・実像と虚像
これは予想記事でも挙げていた
凸レンズ
と一致しました。
出題予想はどこまで当たった?
今回の入試では
● 生物
生物のふえ方
● 地学
地層と堆積岩
● 物理
凸レンズ
● 化学
炭酸水素ナトリウム関連反応
と4分野すべてで近い範囲から出題されました。
広島県入試では分野均等+学年ローテーション
という特徴があります。
この傾向を理解しているかどうかで
対策の効率は大きく変わります。
来年度入試への重要ポイント
今回の入試から見える重要点は3つ。
①小問集合(大問1)の配点が高い
→約3割を占める重要問題です。
②基本単元中心
→難問より実験理解・基本知識が重視されています。
③学年ローテーションは継続
→前年と同じ学年が続きにくい傾向は今回も見られました。
まとめ
2026年度の理科は基本単元を確実に理解しているかが試される入試でした。
広島県の理科では
・出題分野
・学年ローテーション
・実験考察
この3つを押さえて対策することが重要です。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
実は――2027年度の出題、もうかなり見えています。
ただし、この予想は入試直前まで公開しません。
それは、予想に頼らず、まずは自分で全単元の理解を深めていってほしいからです。
こんな感じで、毎週木曜日の午前9時に投稿を続けていっています。
次週は『【2026年度】広島県公立高校入試 数学出題と、傾向を踏まえたお勧めの数学勉強法 』をお届けしますので楽しみに待っていてください。

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