英語・数学の次に、しっかり仕上げておきたいのが理科・社会・国語の3教科。
これらの教科は「暗記科目」と思われがちですが、やり方次第で得点力は大きく変わります。
今回は、【中学生向け】定期テストで高得点を取るための効率的な勉強法(理科・社会・国語編)を、具体的な勉強方法とスケジュール付きでご紹介します!
■ 理科・社会・国語に共通する「暗記系教科」の基本戦略
まじめにワークをやっているのに点数が取れない…
そんな生徒に共通して見られるのが、「テスト直前でも教科書や資料を見ながらワークを解いている」という状態です。
これではワークを終わらせることが目的になってしまい、肝心の暗記が中途半端になってしまいます。
◎おすすめの暗記準備法:「答えの丸写し」から始めよう!
理科・社会の一問一答式の問題集や、国語の漢字・語彙問題は、最初に答えをすべて書き写しておくことで、後の暗記が圧倒的に効率化します。
▼このやり方のメリット:
- 答えが書かれていることで、すき間時間でもすぐ復習ができる
- ワーク完成に時間を取られず、1週間〜3日間を「暗記」に集中できる
- 電車の中や移動中でも、すぐに確認学習ができる
「覚えること」を目的にするために、問題を解くより前に、覚える準備をしておくのがコツです!
■ 理科の効率的な勉強法
① 用語と原理の「セット理解」
単語を覚えるだけでなく、「なぜそうなるか?」まで理解することで記憶が定着。
▼おすすめ:
- 教科書や図表を使って、図解しながら口に出して説明してみる
- 原理や公式を、自分の言葉でノートにまとめる
② 計算・作図・実験問題を重点的に!
理科のテストではパターン化された計算・作図・実験内容の出題が定番。
▼やるべきこと:
- 計算問題や作図問題を単独でまとめ、繰り返し練習
- ミスした問題には✕マークを付けて、後日もう一度
③ 単元テストでアウトプットの練習をしてみる
ワークや学校のプリントが理解できたら、最後に単元テストを実施すれば、弱点を発見できます。
■ 社会の効率的な勉強法
① 「ストーリー」でつなげて覚える!
歴史の出来事や地理の特徴、公民の制度などは、流れや関連で覚えることが効果的です。
▼おすすめ:
- 歴史は年号暗記よりも因果関係の理解を重視
- 地理は地図と産業・気候の関係づけで覚える
- 公民は具体的なニュースや生活と関連づける
② 一問一答は「答えの丸写し→何度も見返し」
まず答えを丸写しして暗記準備を整える → 反復確認で知識を定着させるのが鉄則。
▼おすすめ勉強法:
- 答えを写したノートを使って、スキマ時間で繰り返し確認
- 間違えたところに×マークをつけて、再チェック
③ 資料問題・図表問題にも対応!
グラフや写真、統計資料を読み取る問題も増加中。
▼やるべきこと:
- 教科書やワークの資料問題だけを抜き出して練習
- 読み取りのポイント(何が問われるか)を意識する
■ 国語の効率的な勉強法
① 漢字・語彙は「最初に全写し」→「毎日少しずつ反復」
国語の暗記系問題(漢字・語彙・文法)は、「まとめて写して、少しずつ反復」が効率的!
▼ポイント:
- テスト範囲の漢字や語句をノートに書き写しておく
- 毎日5〜10個ずつ、何度も見返して書いて覚える
② 教科書本文は「音読→要約→演習」
本文の理解が読解力アップのカギ!
▼おすすめ勉強法:
- 本文を音読して、登場人物や筆者の意図を感じ取る
- 短く要点をメモ→ワークで演習→間違えた箇所に✕マーク
③ 文法・古文は「型」と「例文」で覚える
品詞・助詞・古文の助動詞などは、例文と一緒に覚えると忘れにくい!
■ テスト1週間前〜前日までの過ごし方(理社国)
日数 | 理科 | 社会 | 国語 |
---|---|---|---|
7日前まで | ワーク丸写し+教科書確認 | ワーク丸写し+流れの確認 | 漢字・語彙を全まとめ+本文音読 |
6〜3日前 | 用語+計算問題反復 | 一問一答+地図・資料確認 | 要約+ワーク問題演習 |
2日前 | 単元テストで弱点発見 | 資料問題・記述問題を中心に反復 | 記述問題と漢字の反復練習 |
前日 | ✕マークの問題中心に総復習 | 全体のつながりを再確認 | 音読・語彙・記述の最終チェック |
「覚える準備」→「繰り返し」→「アウトプット」のサイクルを意識して、効率的に定期テストの得点アップを目指しましょう!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました! こんな感じで、毎週木曜日9時に投稿を続けていっています。 次週は『【中学生保護者向け】テスト前、家庭でできる最高のサポートとは?』をお届けしますので楽しみに待っていてください。
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