~塾なしでも大丈夫!公立高校合格に向けた夏の戦略~
いよいよ受験の天王山「夏休み」が近づいてきました。
中学3年生にとって、この夏をどう過ごすかで、志望校合格への道筋が大きく変わります。
今回は、塾に通っていない生徒でも実践できる、効率的で確実な夏休みの学習法をご紹介します。
1. 夏休みの学習は「戦略」で差がつく!
夏は時間がある分、ただ「勉強しよう」と思っているだけでは思うように進みません。
大切なのは、「何を」「いつまでに」「どんな方法で」取り組むかという具体的な学習戦略です。
特に、公立高校入試は中学1年から3年までの学習内容すべてが範囲となるため、広く深い理解が求められます。
そのためにも、まずは以下の3教科(英語・数学・国語)を徹底的に仕上げましょう。
2. 英語・数学・国語は、8月末までに「中1・中2までの履修範囲」を総復習!
おすすめ教材:
📘 具体的には各中学校から配布される『新研究』シリーズ(教育開発出版)などの「3年間のまとめ問題集」などをフル活用するとよいでしょう。
このシリーズは、全国の多くの中学生が使っている信頼のある教材で、3年間の総まとめに最適です。
英語・数学・国語の3教科については、以下のステップで進めましょう。
ステップ1:中1~中2履修範囲を一通り解く(7月中旬~8月中旬)
- 1日1単元を目安に、基礎から丁寧に取り組む
- 解けなかった問題は印をつけておく
- 解説を読み、なぜ間違えたかを理解することが大切
- 基礎力に自身のない人は、1回目は応用は飛ばし、一通り終えましょう。
ステップ2:間違えた問題を中心に、8月末までに反復練習
- 2周目は印がついた問題のみに絞り、反復し「解ける自信」をつける
- 解けた問題は印を○などに変えていき、復習時にも解けなかった問題は×などの印を重ねて書いておき、再度次の復習に回すようにすると効率的で、達成感につながりやすいです。
この3教科がしっかり固まることで、実力テストにも大きな効果を発揮します。
3. 理科・社会は「英数国」が固まったあとで十分!
理科と社会は暗記の比重が高く、短期間で力をつけやすい教科です。
だからこそ、英語・数学・国語が仕上がってから、9月以降に本格的に取り組んでも間に合います。夏休みは、学校課題だけは最低限やるようにしましょう。(理科・社会においても、多くの学校が「3年間のまとめ問題集」を課題としてくることが多いです。)
4. 塾なしでも「見える化」と「計画」で乗り切れる!
自宅学習の最大の敵は「サボり」と「迷い」。
これを防ぐには、次のような工夫が効果的です。
- 週間スケジュール表を作り、やるべきことを明確にする
- 1日1回、自分の学習をふり返る(今日の達成度・反省点など)
- 親や兄弟に「今週はこれをやる」と宣言して、プレッシャーを利用する
やるべきことの「見える化」と「学習計画」を立てるポイントは次週にて紹介するとしましょう!
5. 夏の頑張りは、秋からの安心につながる!
夏休みに基礎を固めておけば、9月以降の過去問演習や模試に自信を持って臨めます。
逆に、夏に土台ができていないと、後半戦での失点が増え、焦りにもつながります。
自分の力でしっかり取り組む夏は、必ず受験本番で「心の支え」となってくれます。
塾に頼らなくても、教材と計画、そしてあなたの意志さえあれば、夏は「勝負の季節」になるのです。
📌 まとめ:夏休みの学習ポイント
教科 | 目標 | 使用教材 | 時期 |
---|---|---|---|
英語・数学・国語 | 中1~中2内容の総復習+反復 | 『新研究』(教育開発出版)など | 7月中旬~8月末 |
理科・社会 | 学校夏課題を丁寧に実施 | 同上 or 学校夏課題 | 英数国が仕上がってから(9月以降) |
この夏、自分を変えるきっかけをつかんでください!
受験は、もう始まっています。
今後のブログを書くときは、最後に以下の定型文を必ず入れるようにしてね!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
こんな感じで、毎週木曜日9時に投稿を続けていっています。
次週は『やるべきことの「見える化」と「学習計画」を立てるポイント』をお届けしますので楽しみに待っていてください。
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